表紙に加工を施すとすれば何が考えられるか PP加工編 1

弊社で提供するメモ帳の表紙には加工は一切施していません。 いわゆる刷りっぱなしの状態です。 「え?何か問題があるの?」 いいえ特段問題はありません。 普通に頒布して使用する分には。 ですがなんでもその使用される状況を念頭に置かなければなりません。 メモ帳を配るとして、相手方の使用する情景はどういうものが想定されるでしょうか。 このブログには勝手にその情景を妄想するコーナーがありますが、想像力を働かせてみましょう。 例えばあなたが建設機械を販売、もしくはレンタルする業者さんだったとしましょう。 あなたと商談をする相手はホワイトカラーのパリッとした出で立ちの人もいれば、 現場でバリバリ働く方もいらっしゃるでしょう。 特に現場の方の労働環境は過酷です。 メモ帳もいろんな環境で使用されることが想定されます。 そんな中で表紙に求められる役割も変わってきます。 耐久性です。 ただのコート紙に印刷を施しただけのメモ帳。 耐久性をこれに求めても思った結果は得られません。 ちょっと表面に衝撃が与えられれば、インクは削れて印刷の剥げになります。 長時間車内などに放置されればインクは光で飛んでしまい、色あせます。 また過酷な状況下で紙は破れる可能性が高く、メモ帳の表紙おいてもそれは例外ではありません。 「じゃあメモ帳配るのはあきらめよう」 それもひとつです。 今回の場合は別の販促物を配るほうが喜ばれるかもしれません。 …

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メモ帳の用紙研究 表紙編4

え?まだ表紙についてなにか言うの? はい。言います。 言わせてください。 表紙についていままでグロス系の安価なコート。 しかも表紙としての機能性を保持する135kg。 これらをマルトは推してきました。 何度も言うようにこれはあくまでも弊社としての推奨仕様です。 お客様によってその仕様は当然変更されることもあるでしょう。 そんな中、お客様からなかなか鋭い指摘が入ります。 「そんなに機能性を追い求めるなら、表紙なんかなくてもいいじゃない。」 これを投げかけられたとき、わたしは反論の術を失いました。 正直に言います。 メモ帳の機能性を追い求めれば表紙は必要ありません。 せいぜいで裏表紙としてボール紙のような厚紙の台紙が貼っつけてあればいいと思います。 でも言わせてください。 「本当にそんなメモ帳で良いんですか?」 自社で使用するためのメモ帳を製作する。 自分で利用するメモ帳を製作する。 それなら私は表紙なんて必要ありませんねと言います。 鉛筆やペンが走りやすく、書きやすい用紙であればそれで良いんです。 下手をすれば印刷すら必要ないかもしれません。 ただ単に白い紙を天のりするだけ。 潔くていいでしょう。 でコストも抑えられる。 ですが、そのメモ帳を第三者に渡すとしたらどうですか? 第三者に渡すことで、その後の宣伝に一役買ってくれることをメモ帳に期待するとしたらどうでしょうか? 表紙のない…

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メモ帳の用紙研究 表紙編3

メモ帳の表紙。 グロス系かマット系かなどと考えてきました。 今回はその用紙の厚さについて考えてみましょう。 この厚さの表現が独特で、この段階でアレルギー反応を示してしまう人もいます。 何を隠そう私がそうでした。 なので【重量が重い=厚い】ということだけ頭に入れておけば問題はないかと思います。 ですが、あなたが一般ユーザーではなくデザインや制作を手がける立場でしたら、 基本的な知識としてこれは抑えておいてください。 用紙の厚さは「〇〇マイクロメートル」といった具合で表現されません。 「〇〇kg」と表現されます。 どうしてkg? メモ帳用紙研究 表紙編1でご紹介した「コート135k」という用紙を例に説明しましょう。 用紙は原紙を1,000枚積み重ねた重さで、その厚さを表現します。 つまり「コート135k」はその原紙を1,000枚積み重ねると135kgになるということですね。 ちなみにこの1,000枚の単位を「連」と言い、重さを示す135kgは「連量」と言われます。 で、どうしてマルトはこの連量135kgのものに表紙を選んだのでしょうか。 そのあたりを考えてみましょう。 まず135kgの前後にはどういった厚さのものがあるのでしょうか。 コート紙の厚さは下記のとおりです。 ・63kg ・68kg ・73kg ・90kg ・110kg ・135kg ・160kg ・180kg ずいぶんと多くの厚さが…

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