もしも学習塾がオリジナルメモ帳を配ったらという勝手な事例研究

blackboard-1299841_640.png

受験生にとってこの時期は最後の追い込みの時期かもしれません。

「ここでの学習なんてただの足掻きよ」

なんて言っていると残念な結果に終わる可能性があります。

「今からでも遅くない」

あきらめムード漂う学生をなんとかして冬季集中講座に呼び込もう。
そう考えたある学習塾は上記のコピーを全面的に出してなんとなくメモ帳を作成。
近隣の学校に登下校する学生たちにとにかく手当たり次第に配布しました。

それから数日が経ち、一本の電話が塾にかかってきました。
どうやら自分の子供をウチの冬季集中講座に通わせたいようです。

今も通塾しているのですが、どうやら先生との相性が悪く、
モチベーションが劇的に低下しているようです。

「今からでも遅くない」

として、モチベーションが低下している学生のやる気を上げる。
そこに注力する当塾の姿勢にすがる思いで親御さんは電話をしてきたのです。

「ちなみにどちらにお住まいなのですか?」

こう問いかけたとき意外な答えが帰ってきました。

「〇〇高校の近くです。」
「〇〇高校?」

〇〇高校は当塾からずいぶんと離れた場所です。
自転車で通える距離ではありません。

「え?どうして当塾をお知りになられたのですか?」
「メモ帳を見て。」
「メモ帳?」
「はい。」

おかしい。
メモ帳は塾近辺を通行する学生にしか配っていません。

「知り合いからもらったんですよ。メモ帳。」

このときあなたはひらめきました。

例えばメモ帳が学生の手から親の手に渡る。
その親がメモした内容がなにかの形で誰かの手に渡る。

そしてそれがまた誰かに。
そうです。
実用的なメモ帳だから回り回ってエリア外に訴求したのです。

侮りがたしメモ帳。

この塾の販促ツールにメモ帳がレギュラー登録された瞬間でした。


この記事へのコメント