もしもリフォーム屋さんがオリジナルメモ帳を配ったらという勝手な事例研究

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「いえいえ。そんな…つまらないものですが…。」

先日贈ったお歳暮が届いたようです。
そのお礼の電話が親戚からかかってきました。

お礼ついでに先方は来年法事を執り行う予定である旨を伝えてきました。
祖父の7回忌法要だそうです。
まだ先の話ですが、一応あなたの予定を抑えておきたいそうです。

「え?もうそんな時期になりますか?」

あなたはカレンダーを見ます。今のところ特段予定は入っていません。
ですがあなただけで完結する話ではありません。家族全員が関わる話です。
みんなの調整をしなければなりません。

法事の予定をあなたはメモしました。

その晩、食卓を囲んで親戚の法事の話題を切り出します。

「〇〇さんのお家、来年の1月におじいさんの7回忌やるんだって。」
「へー〇〇のおじいさん亡くなって、そんな経つんだ。」
「そうなんだって。早いね。」
「…え…ちょっとまって。」
「なに?」
「ウチもおばあさんの法事、来年あるんじゃなかったっけ?」
「あ!」
「法事ってなると親戚みんなウチに来るぞ。」
「え…待って…ウチの雨どい、この間の台風で傷んでるよ。あれじゃあちょっと…」
「そういや…仏間の畳もずいぶん傷んできたな…。」

そんな中、あなたは法事の予定が書かれたメモに目を落としました。

『おうちに関するお悩み事解決します。しつこいセールス一切やりません。おうちのリフォーム・修理相談無料』

一体どういった経緯でこのメモ帳を手に入れたのかは覚えていません。
ですが、どうやらこのリフォーム会社はここからそう離れていないところの会社のようです。

「ねえねえ。試しにここに相談だけでもしてみない?」

それから1ヶ月後、仏間にい草のいい匂いが漂っていました。



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