メモ帳の用紙研究 本文編2
上質紙をもう少し掘り下げてみましょう。
先日の記事では「圧倒的機能性を誇る上質紙」なんて大げさなことを書きましたが、
いわゆる普通の白い紙です。
みなさんが慣れ親しんだ紙です。
長く触れていたものには愛着が湧くものです。
そしてその良いところも悪いところも肌で知っています。
ペーパーレス化が進んだとはいえ、
ビジネスの現場で名刺というのは未だ現役ですよね。
私はこの人からもらった名刺に、その人がどんな人だったかをメモすることがあります。
例えば…
とある事務機系の展示会。
色んな所であなたはセールスマンの名刺をもらいました。
・コピー機のことならお任せください。
・一円でも安く。
・安心品質をお届け。
・価格はさておきスピード重視。
各社それぞれ個性がありますね。
ひとたび足を止めれば、「ご検討ですか?」と積極的に声をかけられ、
あれよあれよという間に商品説明、デモンストレーション。
そして大量のカタログとサンプル品を渡されそうになりますが、
これをいちいちもらっていると荷物が多くなって困るあなたは名刺だけもらうようにしました。
しかしあなたはいろんなブースを周るなか、どこの会社がどういったサービス・製品を提供しているかわからなくなりました。
そこで一度立ち止まって、頭の中を整理するためにもらった名刺にメモを取ります。
ここであなたは気が付きます。
名刺の紙質がそれぞれ違う。
そうです…