どうして製本を片くるみにしているのか?
弊社メモ帳研究所サイトでは片くるみ製本の利点をご紹介しています。
ですが、どうしても通常のくるみ製本をご指名される方がいらっしゃいますので、ここでもあえて片くるみ製本の利点をご紹介します。
まず一般的な製本が下の写真のくるみ製本です。
しっかりと糊付けされているので、本文がバラバラと剥がれるなんて心配はありません。
ですが機能性という面でどうでしょうか。
画像からも察しがつくように、表紙の存在が邪魔をしていますね。
このまま裏表紙に回り込ませるようにすれば、背の部分がクルンと筒状になります。
弊社のメモ帳の表紙はコート135kなので、それでも目をつぶることができるのですが、
もしもこの表紙が分厚いものだと、機能面で相当の困難を強いられることでしょう。
翻って片くるみ製本は下のとおり。
表紙が機能面を邪魔するなんてことはありません。
もしも表紙を裏に回り込ませるとしても、それは構造上容易なことです。
「オリジナルメモ帳を作って、表紙にもそれなりにこだわり、メッセージ性の強いものを作った」
とせっかくいい気分だったのに、実際配布してみると使用感が良くないという理由で、全然使われない。
そんな悲しい事態を避けるために、弊社としては片くるみ製本のメモ帳を断然推します。
ですが、「どうしてもくるみが良いんだ」と
くるみ製本に並々ならぬ情熱をお持ちの方は、その情熱でもって我々メモ帳研究班をねじ伏せてください。
お金を払うのは…