表紙に加工を施すとすれば何が考えられるか PP加工編 1

弊社で提供するメモ帳の表紙には加工は一切施していません。 いわゆる刷りっぱなしの状態です。 「え?何か問題があるの?」 いいえ特段問題はありません。 普通に頒布して使用する分には。 ですがなんでもその使用される状況を念頭に置かなければなりません。 メモ帳を配るとして、相手方の使用する情景はどういうものが想定されるでしょうか。 このブログには勝手にその情景を妄想するコーナーがありますが、想像力を働かせてみましょう。 例えばあなたが建設機械を販売、もしくはレンタルする業者さんだったとしましょう。 あなたと商談をする相手はホワイトカラーのパリッとした出で立ちの人もいれば、 現場でバリバリ働く方もいらっしゃるでしょう。 特に現場の方の労働環境は過酷です。 メモ帳もいろんな環境で使用されることが想定されます。 そんな中で表紙に求められる役割も変わってきます。 耐久性です。 ただのコート紙に印刷を施しただけのメモ帳。 耐久性をこれに求めても思った結果は得られません。 ちょっと表面に衝撃が与えられれば、インクは削れて印刷の剥げになります。 長時間車内などに放置されればインクは光で飛んでしまい、色あせます。 また過酷な状況下で紙は破れる可能性が高く、メモ帳の表紙おいてもそれは例外ではありません。 「じゃあメモ帳配るのはあきらめよう」 それもひとつです。 今回の場合は別の販促物を配るほうが喜ばれるかもしれません。 …

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メモ帳の綴じ方考察

Image by World-fly on Pixabay 弊社で提供するメモ帳の製本形態は 片くるみ製本です。 その詳細については 「マルトのメモ帳はハンドメイド製本です」 http://memomarto.seesaa.net/article/464126985.html をご参照ください。 さて、今回はメモの綴じ方について考えてみようと思います。 片くるみ製本やくるみ製本は「無線綴じ製本」とも呼ばれています。 どうして無線綴じなんて名称なのかといえば、 文字通り線を使用しないからです。 線とは糸や針金の事を言います。 弊社の片くるみ製本は本文と表紙を合成糊で貼り付ける至ってシンプルな製本形式です。 そのため本文一枚一枚の切り離しが容易なのです。 ですが切り離しを前提とした設計思想のため、取られたメモは一枚の紙ペラとなり、儚く消えていく運命にあります。 一方、ガッチリと線を使用して製本する形態ですとどうでしょうか。 まずは平綴じ製本。 平綴じ製本についてはhttp://memomarto.seesaa.net/article/464005486.html で言及しましたので、その仕組みについては説明しません。 ミシン目で切り取ることで人の手から人の手へ渡るので、手元に残しておきたいメモと、伝えたいメモの使い分けが可能です。 非常に機能的です。 ですがこの平綴じ製本、手元に残しておきたいメモが増えると致…

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メモ帳 縦開きか横開きか

Image by Pexels on Pixabay 前回記事で書いたように しばらくは既存のメモ帳の構造、仕様についていろいろ考えていこうと思います。 今回はメモ帳の開き方について考えてみます。 開き方にはざっくり下記の4通りが考えられます。 この4つをご覧になってすぐに分かると思います。 そうですAとC、そしてBとDについては 向きが違うだけ。 Aを90度回転するとCに Bを90度回転するとDに その逆もしかりです。 綴じ方は短辺綴じか長辺綴じの2通りしかないのです。 じゃあ始めから4つなんて言わずに2つと言えと叱られそうですが 4つなんです。 というのも開き方は縦か横かの2つしかないのですが、 印刷の仕方が4通りの種類のメモ帳にしてしまうんです。 言葉で説明するよりも図のほうがピンとくるでしょう。 これはAとC、BとDそれぞれ同じものです。 ただそれらを90度回転しただけのものです。 ぱっと見で4種類のメモ帳があるように見えますが、実際2つしかありません。 罫線はメモをとる際のガイドになります。 ですが、そのガイドラインはメモ帳の用途に一定の制限をかけることにもなります。 メモは左から右に流れる横書きで取られるケースが一般的です。 BやCのような縦罫線が入ったメモ帳というのは、使い勝手の面で難ありですね。 とはいえ、BやCの形でメモを取りたいときもあるかと思います。 …

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